坂道オタク北海道の大学生につひぬのブログ

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北海道地震(とそれに伴う大規模停電)を経験して感じたこと

9月7日18:00頃、北海道地震発生から39時間ほど経過し、ようやく停電から復旧して本当に電気のありがたさを痛感しています。

 

僕自身、このような経験をするのが初めてだったのですが、実際に経験してみて感じたこと、学んだことをまとめてみたいと思います。

 

食糧の備蓄はやっぱり重要

こんなことは言われなくてもわかっていたようで、実際に被災した時に備蓄がないと、本当に困ります。僕の自宅にはほとんど食糧を備えていなかったので朝が来るとすぐに近所のコンビニ、百均、スーパーに買い出しに出かけました。

しかし、当然真っ暗な中電卓で営業している店内は長蛇の列。人が殺到しやはり品薄となっていました。

客の立場である自分たちはありがたい限りですが、こんな中でも働いていてくれている店員さんには頭が上がりません。やはり個人個人であらかじめの備蓄は本当に重要なことであると感じました。

 

電気がないと本当に暇

現代の僕たちの生活が電力に支配されていることを痛感しました。TVもなければWi-Fiもない。夜がくれば本すら読めない。そういったものがなくても、時間をつぶせる能力が必要だなあと感じました。

 

ひとりは本当に不安になる

電気がつかない状態で、何もすることがなくひとりでじっとしていると本当に不安になります。普段あまり人と積極的に関わることを好まない僕も流石にきつい。家族がいればいいですが、ひとり暮らしの人間にとっては死活問題ですね。僕は友人宅に逃げ込んで過ごしましたがしょうもないおしゃべりをしているだけで、安心感は段違いです。

 

ラジオがあると本当に強い

災害時、どれだけ正確な情報が拾えるか、という点は非常に重要です。

僕は基本的にTwitterを利用して情報収集をしていたのですが、携帯の充電が限られている中で節約しなければいけないし、携帯の電波は急に弱くなるし、何より情報が溢れすぎてて何が正確な情報なのかわけがわからなくなってしまう。電池なり、手動で動かすなりで機能するラジオを持っていれば、とりあえずは信頼性のあると考えられる情報に触れていられることに対する安心感は段違いだと思います。

 

自分のまわりでは幸いなことに家が倒壊したり、怪我をしたりという被害はなかったですが、それでも停電がたった1日半続いただけで結構しんどいものです。いざという時の普段から備えが必要だなあ、と本当に強く感じました。